お客様へのお願い
テープ起こし原稿の出来は、音声の録音状態によって大きく左右されます。
録音状態が悪いと、お客様にご満足いただけるような原稿に仕上げることが困難になりますので、
なにとぞ録音品質の向上をお願いいたします。
以下は簡単なテクニックですが、参考にしていただけると幸いです。
マイクの種類と特性
| 単一指向性 |
マイクを向けた一定方向からの音だけを収音する。 |
| 無指向性 |
より近い距離の音、より大きな音から反応して録音される。 |
| 両(双)指向性 |
マイクの全面と後方を収音する。 |
基本テクニック
- マイクは外部マイクの使用をお勧めします。
(5,000円から1万円程度のものを目安にしてください)
- 内蔵マイクの場合は雑音を拾いやすいので、機器の下に厚手のハンカチをひく。
(一般的に内蔵マイクは無指向性なので、機器の近くに座っている人の紙をめくる音や
カップのカチャカチャ音を拾ってしまうため、お勧めしません)
- マイク(内蔵マイクの場合は録音機器)は話者から1メートル以内にセットする。
(30センチ以内が理想的)
- 「標準」や「高品質モード」で録音する。 (2倍速やLPモードは音質を劣化させます)
- 自動的に音声を感知して録音スタートする機能(VOR機能)は使用しない。
音声の最初のほうが途切れてしまう可能性が大きいです。
- 広い会場や音が反響する会場では、より注意が必要です。
★スピーカーなどで音を拡張させるアンプ設備が整っている会場ならば、
会場の電気係などに相談して直接アンプから録音をする。
(最も音質がよい録音パターンです)
★アンプから録音できない場合は、基本に忠実に話者から1メートル以内で録音する。
または、スピーカー近くにマイクや機器を置いて録音する。
(話者とスピーカーの中間に録音機を置くなど、中途半端な距離に設置すると
音声がダブって録音されてしまうので注意が必要です)
- 本番前に必ず録音テストを行って、音量レベル・機器のチェックをする。
- 話者が4〜5人以上、あるいは話者同士の座り位置が離れている場合は、
2台以上の録音機器を設置する。
機器別による録音品質の差
- カセットレコーダー
録音品質は安定しています。やはり外部マイクを使用したほうがノイズを拾わなくてすみます。
また、90分を超えるテープはテープの厚さが薄くなるため、再生時にテープが切れる、
巻き込まれる等の心配があります。90分を超えるテープはなるべく使わないでください。
- ICレコーダー
最近はICレコーダーで録音されるケースも多くなりましたが、高域周波数に対応している機器が多いせいか、俗に言う 「シャカシャカした感じの音」 になってしまう場合が多いです。まだまだ人間の音声のみの録音には適していないと思われます。
外部マイクを使用することにより軽減されますので、テープ起こしのために頻繁に使用される場合は、
ぜひ外部マイクの購入をご検討されてはいかがでしょうか。
- MDレコーダー
ICレコーダーに比べると音質は良いほうです。
ただ、MDディスクによっては 音飛び が起きてしまうことがあります。
当方の経験では、まとめ売りしている安価なMDを使うと音飛びが多発しましたのでご注意ください。